コイントレード株式会社:暗号資産の正しい理解を広げるリアルイベントの可能性
暗号資産の売買・保管サービスを提供するコイントレード株式会社様に、資産運用EXPOへの初出展の背景や、リアルイベントでの手応え、来場者の反応、そして今後の展望についてお話をうかがいました。
出展のきっかけと目的
インタビュアー:まず御社のサービスについて簡単に教えていただけますか?
原口様:スマートフォンアプリで、ビットコインをはじめとした暗号資産の売買と保管ができるサービスを提供しています。
インタビュアー:今回、資産運用EXPOに出展されたきっかけは?
原口様:親会社が以前IR目的でこのイベントに参加した際、私たち子会社も同行してイベントを知りました。次回からは子会社単体でも出展してみようということで、今回の出展に至りました。
インタビュアー:出展の主な目的は?
原口様:一番はリード獲得です。普段はWeb広告を中心にマーケティングを行っていますが、Web広告だけではなかなか実際のサービス利用まで至るお客様が少ないので、リアルの場で接点を持ち、お客様の情報を獲得してそこからナーチャリングしていきたいと考えています。
リアルイベントでの手応えと発見
インタビュアー:3日間の出展を通じて、リアルならではの良さや発見はありましたか?
原口様:はい。暗号資産について「聞いたことはあるけど詳しくは知らない」という方がほとんどで、正しい知識がまだ浸透していないと感じました。実際にビットコインを買ったことがある方でも、仕組みを理解していないケースが多く、直接説明することで納得していただける場面が多かったです。
※資産運用 EXPO出展時のブース背景
来場者の属性と関心度
インタビュアー:来場者の投資経験や関心度について、どのような印象を持たれましたか?
原口様:株やFXなどの投資経験はあるけれど、暗号資産は未経験という方が多かったです。始めてみたいけど、始め方が分からないという方や、詐欺の話も多くてWebだけの情報ではじめるのは不安という声もありました。関心は高いけれど、実際に始めている人は少ない印象です。
今後の出展と運営の課題
インタビュアー:今回の出展を踏まえて、次回以降の出展については前向きに検討されていますか?
原口様:はい、継続して出展したいと考えています。ただ、ブース運営については課題も感じています。暗号資産の基本的な説明だけで終わってしまい、サービスの詳細まで踏み込めないことが多かったので、口座開設のサポート窓口など、オペレーション面の工夫が必要だと感じています。
事務局へのご意見と出展者同士の交流
インタビュアー:事務局へのご意見やご要望があればぜひお願いします。
原口様:出展社同士で、準備の工夫や課題感などをカジュアルに意見交換できる場があるとありがたいです。我々は業界的にも展示会出展の経験が少なく、ナレッジが不足しているので、経験豊富な企業からアドバイスをいただけると助かります。
インタビュアー:確かに、異業種同士であれば競合せずに助け合える部分もありますね。
原口様:そうですね。特に我々のように、まず商材の理解から始める必要がある企業にとっては、他社の工夫やKPI設定などを参考にできると非常に有意義だと思います。
インタビュアー:本日は貴重なお話をありがとうございました。
原口様:こちらこそ、ありがとうございました。
